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空沼岳
- 2009/06/26(Fri) -
ウスバスミレを求めて訪れたのは空沼岳。

札幌の南端付近に位置する標高1251mの山です。


朝一に真駒内駅からバスに乗り、登山口に着いたのが8時過ぎ。

登山口には空沼岳7.7kmの文字が…。わかってはいましたが遠いです。


とりあえず進まなければ何も見られないので、小雨が降る中、入山。


しばらくはひたすら樹林下の緩やかな登り。

沢沿いではズダヤクシュが満開でした。

IMG_1250_1.jpg

小さくて目立たない花ですが、意外と綺麗です。

ユキノシタ科はそういう花が多いですね。

IMG_1256_1.jpg


他にはミヤマスミレの白花が散っていたり、コミヤマカタバミが萎れていたり。

そろそろ単調な登山道にうんざりし始めたとき、視界が急に開けます。
IMG_1119.jpg

万計沼。

亜高山の樹林に突然現れる沼は神秘的な雰囲気を作り出しています。

薄くガスがかかっていて、その綺麗さに見とれながら休憩。

ちなみにここには万計山荘というでかい小屋があって、一般開放されています。

札幌岳への縦走などの人がここに泊まるようです。


万計沼を越えてしばらく歩くと、あたりは亜高山の様相になります。

ぬかるんだ道を埋まりながら二つ目の沼、真簾沼へ。

…こちらはガスが濃すぎて水面すら見えるか怪しい状態。なので写真はありません。


このあたりに来ると北向きの斜面には大きな雪渓が残っています。

登山道脇には亜高山のツツジが見られ始めました。

コヨウラクツツジ
IMG_1235.jpg


クロウスゴ
IMG_1244.jpg


ここまでウスバスミレは見つからず。

正直、でかい雪渓とぬかるみの連続に辟易とし、引き返そうかと考えました。

が、地形図を見ると山頂はすぐそこなので、とりあえず山頂まで行ってみることに。


何個か雪渓を歩き、木がまばらになって周りがチシマザサに覆われ始めたところで先のウスバスミレを発見。

この周りではツバメオモトやヒメイチゲ、

IMG_1228_1.jpg

ミツバオウレンなどが満開でした。


ウスバスミレが好むのは亜高山の針葉樹林下と聞きますが、ここでの分布はチシマザサにまばらなダケカンバが生える亜高山草地に限られているようです。

北海道のウスバスミレの記録を見ると、ほとんどが同じような環境にあるようです。

ウスバスミレの印象がちょっと変わりました。


この草原を越えると最後の急登。

登山道はほぼ雪。

IMG_1218.jpg

岩場を覆う雪渓は踏み抜く危険があるので慎重に。

そして12時過ぎ、ようやく山頂へ。


IMG_1215.jpg

何にも見えません。

そして風が強くて寒いです。

…早々に撤退しました。


山頂の岩場にちょこっと咲いていたウコンウツギ。

IMG_1217.jpg


帰りはぬかるみがさらに酷くなっており、登山口に着くころには疲れ果てていました。

この山は、雨の日に単独登山するべきではないと痛感しました。


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コメント
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こんにちは。
6月といえども、高山には雪が残って冬景色ですね。
厳しい環境で咲いている花たちは本当に可憐で可愛いですね。
ツツジの花も、低地のと全く違う形なのですね。

本当に、山の天気は変わりやすく、足下も不安定ですね。
単独での登山には、どうかお気を付けて下さい。
2009/06/29 12:45  | URL | (likebirds妻) #mWU2kfHQ[ 編集] |  ▲ top

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雨の日の登山は危険ですね。
まして雪渓はとても足が疲れます。 岩場の雪渓は恐怖ですね。
空沼は晴れた日でも足元がぬるぬるした感じでした。
私は真簾で引き返そうかと思いました。

でも、そんな悪条件の中で撮っているとは思えない綺麗な写真ですね。
平地でも難しいのに、いつもいつも感心します。
ウスバスミレは山頂付近まで行かないと見られないのですね(+_+)

ズダヤクシュ、とても可愛く撮っていますね!
引いて撮ると小さなお花が金平糖のようで可愛いです。 構図も素敵♪
2枚目はすごく綺麗ですね☆
手前のお花のピントがとてもシャープで、背景のぼかし方も綺麗ですね。

霧に包まれた万計沼は神秘的で素敵です♪
真簾沼は対照的な雰囲気で、水が澄んでいてホッとできる場所でした。

小さな赤いりんごのようなコヨウラクツツジ、可愛いですね♪
クロウスゴに付いた玉のような水滴が綺麗〜☆
コロコロした釣鐘形のお花はやっぱり可愛いです。
クロウスゴとミヤマエゾクロウスゴとの見分けは難しいのでしょうか?

ミツバオウレンも綺麗なお花ですよね。
この並び方が素敵ですね♪ シチュエーションの決め方もほんとにセンスが良いです。

ウコンウツギ、ここにも咲いていたのですね!
私は赤岳で見ました。 淡い黄色が綺麗で好きなお花です♪
花冠の内側の斑紋は、マルハナバチが受粉する前はオレンジ、受粉後は赤になると聞いて、
ずいぶんと驚いたものです。
マルハナバチには赤色が見えないので、オレンジの方にだけ集まるのだそうですね。
とても賢いお花ですね。
2009/06/29 19:43  | URL | nivalis #-[ 編集] |  ▲ top

- おはようございます -

ウスバスミレ 見たい菫ですが・・・
山頂付近なのですね〜

空沼岳、私にはちょっときついかしら・・・

いつも 羨ましく見せていただいています。♪
2009/07/01 05:27  | URL | ココ #1Nt04ABk[ 編集] |  ▲ top

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ここも気になる山ですが、やはり大変そうですね。(我が家の場合、殆どの山が大変なのだが。笑)
札幌近郊では他、気になってるのは、無意根山→林道が近年度は閉鎖されてて遠いーっ。
定山渓天狗岳→沢の高巻きやハードなルンゼがあってキビしーっ。
(でも珍しい花が見れるようなので、いつかはチャレンジしてみたい!)
空沼岳は湿地のぬかるみが多いという事なので雨の日はさぞ大変だったのでしょうね。
でもkimさんのお蔭で花や山の様子がわかって参考になりました〜。
ウスバスミレ、可憐ですね〜。実は先週末、kimさんが蕾を見た山で見たのですよ♪
もう終わってると思ってたのですが、結構いいタイミングのようでした。
でも上弁が反り返ったのが多くて(特長なのかな?それとも終盤?)
kimさんの見た空沼岳の方が可愛いかも。山頂まで頑張った甲斐があったというものですよ!

こちらも今年は山に燃えてます!(はい!初級の山に!笑)
kimさんは、今シーズンはどんな山に行くのでしょう?楽しみにしてます♪
次は夕張岳編ですね〜♪
2009/07/03 11:49  | URL | aki #-[ 編集] |  ▲ top

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likebirdsさん、こんばんは!

今年は山の雪どけが遅いそうで、想像以上に雪が残っていて驚きました。
高山のツツジは雪どけ直後に咲くものが多いのですが、雪渓跡にたくさん咲いていて、雪どけの遅さを実感しました。

単独登山は気力が重要と思い知りました。
どんどん弱気になっていくので…。
もう少し装備をしっかりしてから山に入ろうと思います。
2009/07/03 22:28  | URL | kim #unRfcHoo[ 編集] |  ▲ top

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nivalisさん、こんばんは!

真簾周辺は湿地帯で、ぬかるみが多いのはデフォルトだったんですね〜。
雨の空沼は登らないほうがいいということですね。

ミヤマエゾクロウスゴは木の丈が低く、葉が丸いのですぐわかります。
大雪と日高の雪田跡にしか生えないので、見分けは簡単だと思いますよ。
とりあえず、大雪で何か雰囲気の違うクロウスゴがあればミヤマエゾの可能性が高いです。

ウコンウツギのお話は初耳でした!
そんな戦略を持っているんですね〜。
確かに赤と黄色、二色があるなぁとは思っていましたが…。
勉強になりました。
2009/07/03 22:48  | URL | kim #unRfcHoo[ 編集] |  ▲ top

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ココさん、こんばんは!

ウスバスミレは割と分布が広いですが、あまり見ないスミレですよね。
亜高山の樹林下でも局地的なせいでしょうか。
ニセコ山系では割と多く見られるようです。

空沼はきついというかだるい山ですね…。
延々と続く緩い登りはちょっと辟易とします。
ウスバスミレだけなら徳舜瞥山で割と簡単に見ることができますよ。
2009/07/03 22:52  | URL | kim #unRfcHoo[ 編集] |  ▲ top

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akiさん、こんばんは!

空沼は急な登りはないですが、とにかく長いです。
延々8km歩き続けるのは少々しんどいですね。
花もまばらにしかないですし…。

天狗岳はいいらしいですね!そのうち行きたい山です。
ルンゼの登りは結構好きなので(笑
眺めも良さそうですよね。

今シーズンはほとんど動けないので、ピンポイントで攻めてます。
とりあえず、次は大雪の時期ですね!
2009/07/03 22:56  | URL | kim #unRfcHoo[ 編集] |  ▲ top


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