いい加減引っ張りすぎてすでに2週間前のネタになってしまいました。
最近は土日しか外に出られないので、これで丁度良いくらいなのですが…。
根室を回って釧路のネットカフェで夜を明かした翌6月7日。
朝から雨…。この時点でテンションはかなりダウン。
本当は霧多布岬あたりを目指そうと思っていましたが、風が強いのと雨で断念。
釧路駅からバスに乗り、釧路湿原を目指しました。
まず向かったのは温根内。
釧路湿原で唯一、湿原内を木道で歩くことができる場所です。
また低層湿原〜高層湿原の植生の変化を見られる場所でもあります。
入口付近は低層湿原。背の高い葦に隠れて白い花。

ヒメカイウ。
ミズバショウを小さくしたような花です。
本州北部まで分布していますが、なかなか見ることのない花です。
ちょっと歩いて中間湿原に出ると、ミツガシワ群落。

ミツガシワが間近で見られるの貴重なのですが、いかんせん大雨でカメラを出す気がおきません。
とりあえず傘でカメラだけ守りながら高層湿原へ。
高層湿原に出ると、視界も一気に開けて湿原らしい感じ。

白いものはワタスゲの穂。
まだ最盛期には遠く、ちらほらと見えるのみでした。
高層湿原ならではの花もちらほら。

イソツツジ、

ヒメシャクナゲ。
その他、コツマトリソウやエンコウソウなど、ぱらぱらと花が見られますが…
雨足は強くなる一方。写真を撮る数も減っていきます。
それでも、目的の花を見つけたときはひたすら写真を撮りました。

ハナタネツケバナ。
日本では道東の湿原のみに見られる、大型の花をつけるアブラナ科の植物です。
トモシリソウといいハナタネツケバナといい、珍しいアブラナ科には恵まれているようです。

雨に当たりながら、暗い中での撮影なので撮った写真はほとんどダメでした。
また、この花特有のごく薄いピンク色はデジタルカメラでは出ず…。
それでも、アブラナ科にしてはかなり大きな花はなかなか見応えがあります。

木道の上からの撮影なので思うように撮れませんが、一応葉も写してみました。
真ん中あたりに見える、細く切れ込んだ葉がそうです。
もっと絞りたかったですが、三脚も立てられず暗い中では開放せざるを得ませんでした。

数は少ないものと思っていましたが、かなりの個体数見られました。
それでも知られている自生地は数箇所、道東で見られる数は多くはないでしょう。
雨の中でも、貴重な花が見られると嬉しいものです。
そして一時間程度で温根内を後にし、湿原の反対側へ向かいました。
次でようやく道東の報告が終わりそうです。
久々に週末に函館にいます。朝起きたときの疲労感がものすごく、天気もあって外に出る気が起きません…。