ユウバリソウが咲く蛇紋岩崩壊地、通称吹き通し。
ちょうど風が吹き抜ける場所なのか、土壌の基質である蛇紋岩が露出しています。
蛇紋岩は風化作用を受けやすく、風や水の作用により地面の移動や崩壊が激しい地質です。
そんな場所に生えることのできる植物は限られ、結果、植被率の低い、瓦礫の露出した景観になります。
そんな蛇紋岩質に生える花たち。
どの花も岩にしがみつくように咲いています。
ユウバリソウの次に目立つのがこの花。

ナンブイヌナズナ。
夕張岳、日高山脈北部、そして早池峰山の蛇紋岩地に特有の黄色いアブラナです。
高山アブラナはどれも可愛いものばかりですが、その中でも黄色いこの花は独特の魅力があります。

去年も同じ場所で見た大株。
ここまで大きくなるのにどれだけかかったのでしょうか。
そして大株のそばには必ず、比較的大きな岩があります。
できるだけ地面の移動の少ない場所でしか育てないのでしょうね。

ユウバリソウと同じく芦別岳を背景に。
この日は芦別岳がくっきりと見えていて、展望は最高でした。

こちらはミヤマキンバイの変種、ユウパリキンバイ。
去年は花はほとんど終わっていましたが、今年は満開でした。
葉の切れ込みが深いのが特徴。

こちらもたくさん咲いていました。
咲いている花はユウバリソウ以外は黄色い花ばかり。
そんな中で、二株だけ咲いていたこの花を探すのは大変でした。

エゾタカネスミレ。
去年は結構な数あったのですが…どうしたのでしょう。
大株がなくなっていたのも気になります。
近年エゾシカの食害が増えているという話ですが、シカに食べられたのでしょうか…。

去年はたくさん咲いていたエゾタカネツメクサ。
今年はまだ蕾ばかりで、花は一株に10輪程度しかありませんでした。
1週間開花がずれるだけでここまで違うものなんですね。

エゾミヤマクワガタも咲き始め。
開花のずれを一番感じることができて、面白かったです。
最後は吹き通し〜山頂まで。ようやく夕張が終わります。
が、夕張の後にフィールドに出てないのでどうしようか困ってます。
↓土日に学校に行くと曜日の感覚がなくなります。ポチッとお願いしますm(_ _)m