ユキワリコザクラ咲く崖をさらに海岸沿いに伝っていくと、どんどん岩が露出した場所へ。
ピンクの花が見えなくなった辺りから捜索開始。
しかし、紛らわしい花がたくさん咲いているのです。
崖にへばりつく白い花を見つけてちょっと期待しても、

エゾイヌナズナ。
ユキワリコザクラと一緒に大群落を作っていました。

しかしよくこんな場所に適応したものと感心します。
岩の僅かな隙間に根をはり、咲き誇る姿はまさに高山植物。
過酷な環境で生きているのは海浜植物も同じです。
ちなみに後ろに写っているのはイワベンケイの蕾。
こちらは高山でも見られる、比較的分布の広い植物です。
そろそろ足場が少なく、足元が危うくなってきたところで、ようやく発見。

エゾイヌナズナと同じ白い花、しかし印象は全く違います。

目的の花のひとつ、トモシリソウ。
日本では根室半島の海岸断崖のみに自生するアブラナ科の海浜植物です。

4枚の花弁が十字につく様子は確かにアブラナ科ですが、花の印象は全然違います。
こんな雰囲気の花は初めて見ました。なんというか、とても怪しい印象です。

生えているのは本当に断崖絶壁の上。
個体数は多かったですが、写真の撮れる株はほとんどありませんでした。

ある程度撮ったところで、かなり危険な箇所に行く手を阻まれ。
結局、もう一つの目的、キヨシソウは見つからないままでした。
こちらも根室半島のみに見られるユキノシタ科の植物。個体数はトモシリソウよりも圧倒的に少ないようなので、さすがにこんな適当な計画では見られない植物だったようです。
車があれば色々回れていいのでしょうが、まあないものを欲してもしょうがないので、引き返すことにしました。
そのうちリベンジしに来ます。
帰りのバスの時間にはかなり余裕があったので、海岸草原を歩いてみました。
さすが道東は生き物の密度が濃く、色々と見ることができました。
次は海岸で見られた鳥から。
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