さて、早朝にバスを降りたそこは根室駅。
根室に着いてからどうするかは全く考えていなかったのですが、とりあえず見たい植物があったので海岸へ向かいました。
駅前から路線バスに乗り、着いたのはとある海岸。
さすがに道東、海浜植物のバリエーションが豊富です。

ハマハコベに、

チシマキンバイ、

シコタンタンポポなどなど…。
ネムロシオガマ、エゾゴゼンタチバナなどもありましたが、まだ蕾。
道東の植物にはちょっと早い時期に来たので、まだ開花は進んでいませんでした。
さて、目的の花は海岸の崖にへばりつく2種類の植物。
まずは崖に向かわないとなりません。

霧に包まれた根室の海岸は何か幻想的。
道東というフィールドは生物の気配がとても濃く、そのせいか何気ない景色もはっとする存在感があります。
この崖をピンク色に染め上げている植物がこれ。

ユキワリコザクラ。
これは縦位置修正をしていないわけではありません。本当にこんな角度で生えているんです。

根室半島の海岸ではごく普通に見られ、海岸沿いの崖を延々とピンク色に染めています。
道内に自生するサクラソウで最も個体数が多いのではないでしょうか。

崖にしがみつく姿は高山植物のよう。
海浜植物は高山植物に似た雰囲気を持っていて、魅力的なものが多いです。

変異も多く、このように色の濃い株や、

毬状に花をつけるレブンコザクラに近い型なども見られます。
ちょうど最盛期に近かったユキワリコザクラ。
崖を染める群生はとても見応えがありました。
…が、目的の花はこのユキワリコザクラではありません。
これは道東の海岸ならごく普通に生えているので、まあ見られるだろうとは思っていた花です。
さて、目的の花2種類は見つかったのか。
それは次回に…。
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