アポイ登山の報告は今回で最後になります。
5合目から尾根筋の岩場を登っていくと、アポイアズマギクの白、アポイタチツボスミレの紫に加えて赤が混じり始めます。

サマニユキワリです。

ユキワリソウのアポイ岳周辺固有変種。
ですが、このように草地に生えるものは基準変種に近くなります。

5合目〜馬の背では最盛期で、質の良い株をたくさん見られました。
が、それより上ではまだ蕾ばかり。ちょっと時期が早かったようです。
ちなみにエゾオオサクラソウと同じく、この花にも2種類あります。

長花柱花。エゾオオサクラソウよりは飛び出ていませんが、長い花柱が目立ちます。

短花柱花。葯の黄色が目立っています。
さらに標高を上げると、サマニユキワリよりも鮮やかなピンク色が増え始めます。

岩の隙間に隠れるようにして咲いている日高山脈固有種、ヒダカイワザクラ。
去年はほとんど花が終わっていたので、満開の株をたくさん見られて嬉しかったです。

アポイの株は小さめのものが多いですが、それがまた可愛いです。
花の形もサマニユキワリとはまた違った印象で、それぞれに魅力がありますね。

濃いピンク色が目を引きます。
ちなみにこれは長花柱花。

こちらは短花柱花。
さて、白に紫に赤と来たら、やはり黄色。
時期は少し早かったですが、ちゃんと咲いていました。

崖にしがみついて咲くオオバキスミレのアポイ固有亜種、エゾキスミレ。
一年ぶりの再会。やはりこの花は良いです。

眩しい黄色と暗緑色の葉が対照的。
まさに高山植物といった草姿が可憐です。

さすがに時期が早く、満開の株はなかなかありませんでしたが、開花株が見られて満足です。
そしてエゾキスミレが見られたあたりで同行者の一人が体調を崩し、急遽下山。
去年に引き続き幌満お花畑に行くことはありませんでしたが、アポイの花を堪能しました。
これでアポイ登山のレポートは終わりですが、最後に少しだけ日高の写真が残っています。
去年も載せた白いスミレが…。
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