アポイ岳登山の続きです。
5合目の休憩所に着いてまず目に付くのは、白い花を咲かせる固有種。

アポイアズマギク。
ちょっと時期が早いかなと思いましたが、しっかり咲いていてくれました。

この花は母種のミヤマアズマギク含めてとても整った美しさを持っています。
ただスミレがスミレの代表なら、この花は日本の花の代表と言うべきかもしれません。
この形、大きさ、色。まさに「花」という花で、とても洗練された美しさです。
そして5合目から馬の背までで最も目にするのが、紫色の花。

アイヌタチツボスミレの超塩基性岩変性品、アポイタチツボスミレ。
ちょうど最盛期を迎えた頃で、あちこちで形の良い株が見られました。
小さく光沢のある葉が可愛いです。

アイヌと言えば側弁の毛。
オオタチツボスミレとの識別もここで行います。
花の雰囲気はアポイの方がアイヌより繊細な印象を受けます。

花色には変異が多く、このような濃紫色の株も見られます。
生える場所が岩肌に近くなるほど色が濃くなる傾向があるようです。
ちなみにこの花、紫だけじゃありません。

シロバナアポイタチツボも見つけてしまいました。
驚いたのは、蕾が紫色なこと。
そして葉にも紫の色素がしっかりと出ています。
白花はアルビノとは違うと知ってはいましたが、こういう個体を見ると納得できますね。
今回はあまり目立たない白と紫でしたが、次回は派手に行きます。
アポイの報告は次で終わりになりそうですが、ネタはまだまだたくさんあります…。
ちょっと精神的に参っています。コメント返信が遅くなりがちなのはお許し下さい。