さて、今年も登ってきましたアポイ岳。
もう何回登っているかわかりませんが、いつ登ってもいい山ですね。アポイは。
ちょっと時期が早かったですが、アポイの花々を満喫してきました。
まずは5合目までの主役、エゾオオサクラソウ。
今回はこの花オンリーでいこうと思います。

登山口付近の群生にはいつもながら圧倒されます。
斜面が一面ピンク色に染まっています。

昨年は時期が遅く、花は終わりかけていましたが、今年は最盛期。
満開の株ばかりで、なかなか前に進めません。

今回エゾオオサクラソウを見るにあたって、注目した点があります。
それは花の種類。
サクラソウ類には長花柱花と短花柱花の2種類があるのです。

これが長花柱花。

雌しべが花から飛び出しています。
雄しべがないわけではなく、花の奥に隠れているのです。
これの逆が短花柱花。

実はアップを撮るのを忘れていたのですが、雰囲気がちょっと違うのがわかるでしょうか。
黄色く見えているのは雄しべの葯。
雌しべは非常に短く、雄しべに隠れて見えません。
このように2種類の花を持つ植物は、長花柱花をつける株と短花柱花をつける株の組み合わせでしか交配できないそうです。
同じ種類同士では種を作らないということです。
なぜこのような形質が出来上がったのか、非常に興味深いです。
ちなみに等花柱花という、雌しべと雄しべの長さが同じ花も全体の数%存在するそうです。
これは見つけることができませんでしたが、サクラソウの深さにまた引き込まれました。

お次はアポイ5合目より上の花々。いつもの顔ぶれが登場です。
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