様似山道を出て、やってきました日高の最南端。
風の岬として知られる襟裳岬です。
今回は風だけでなく霧まで出ていました。
景色はもちろん見えません。
しょうがないので3月に撮った写真を載せます。

<クリックで拡大します>
晴れていればこんな景色が見られます。
ここは常に強い風が吹き、海に囲まれているため気温が上がらず、木が生育できません。
この一帯は丈の低い草原が広がっています。
こんな環境なので、生える植物も少し変わっています。
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高山植物のミヤマアズマギク。
高山礫地で見られる花ですが、ここでは海岸に生えています。
アポイ岳のアポイアズマギクとは変種の関係。
アポイ岳に来るついでに襟裳にも来れば、両方が見られるというお得さです。

草地にはツルキジムシロ、

岩場にはチシマキンバイが咲いていました。
キンバイ系の同定は苦手なのですが、チシマキンバイは全身が長い毛に覆われているのですぐにわかります。

海岸に生えるアブラナ、エゾイヌナズナ。
高山植物チックな外見が可愛いです。
そしてこの春でスミレに特化してしまった私の目は、ここでもスミレを見つけました。

ただスミレ。
ここのスミレは色が濃く、背丈もかなり低いです。
日本海側の海岸型変種、アナマスミレに似ています。

この株なんかは葉がストロー状に巻いていて、アナマスミレそっくりです。
北海道の太平洋側の海岸型スミレは変種などには分けられていないのですが、藻岩山などで見たスミレとは随分印象が変わります。
風が強いのであまり株立ちせず、背が低いというのもあるでしょうが。
風と霧で体感気温が非常に低いので、少しだけ花を見てすぐに撤退しました。
予想以上に早い撤退だったため、かなり時間が余ってしまいました。
そんなわけで、私の気まぐれで適当に山の中に入ってみることに。
まさかこれが当たるとは思いませんでした。
続く。

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